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塗替え成功の時期time of repainting success

塗り替え時期として築8~10年を目安にされることが多いのは、
家は建てられている時から劣化が始まり、築8年もすれば必ずどこかしらに不具合が発生するからです。
不具合が発生する原因として、常に紫外線・雨風・ホコリなど
自然環境から与えられるダメージを受け続けているからなのですが、不具合=劣化の症状は段階的に現れます。
塗り替えをする時期を見極めるには、劣化の段階や症状を把握することで最適な時期を皆様自身で確認することができます。
それでは、劣化の段階・症状を詳しく見てみましょう。

塗り替えをする時期は劣化の段階・症状で分かる!

新築から考えて、それぞれどのくらいの時期にどんな症状が発生するのかが分かれば、皆様自身で外壁塗装をするべき時期になったことが判別できます。
悪徳業者などは、大げさに危険性をうたい、すぐに契約をもらおうとしてきます。
皆様自身で見極めることができる情報を知ることで、失敗しない塗装をすることができれば、私たちもうれしいです。

  • 新築~5年前後

    ツヤがある

    まだ塗装の効果もある状態で、何も心配する必要がありません。

  • 築5~10年

    藻・カビ・コケの繁殖

    塗装の部分に汚れや雨水が溜まることで、藻・カビ・コケの繁殖が発生するようになります。 藻・カビ・コケが繁殖すると、塗装の劣化を進行させる一因となってしまいます。

  • 築8~10年

    変色(ツヤがなくなる)

    塗料の撥水機能が弱ってきている状態です。 このまま放置しておくと、劣化の症状が色々でてきてしまいます。 ※初期の塗装不良・耐用年数の短い塗料を使っていた場合など、早めに劣化が始まります。

    チョーキング

    塗料の耐久性が低くなり、塗料が粉状になってしまっている状態。 このままだと紫外線・雨水等が防ぎにくくなり、ヒビ割れなどの劣化を引き起こしやすくなります。

    コーキングのヒビ割れ

    コーキングが割れたり劣化したりすると、家を支える躯体の部分に入ってしまう可能性もあります。 こちらの劣化については早めにメンテナンスが必要な部分と言えます。

  • 築8~13年

    外壁のひび割れ

    外壁塗装の効果が切れて、紫外線・雨水などの自然環境のダメージが直接入りこんでくると塗装の劣化が起りヒビが入るようになります。 ヘアークラックと呼ばれる髪の毛ほどの小さなものから、構造クラックなどの大きなヒビまで様々ですが、ヒビの種類によっては建物の雨漏りを引き起こす要因にもなるので気になる箇所は専門家に見てもらう必要があります。

  • 築10年~

    剥がれ(剥離)・膨れ

    塗装に剥がれ・めくれ・膨れが発生した場合は、塗装の効果がすでに切れていて、建物にも直接ダメージが届いてしまう状態になってしまっている可能性があります。 そのまま放置してしまい、建物に重大な劣化を引き起こしてしまった場合、通常のメンテナンス費用よりも高額になることもあるので、まずは塗装の業者に診断してもらいましょう。

確認してみよう!
塗り替え時期の
簡単セルフチェック

適切な塗り替え時期を見逃さないためにも、
築8年目くらいから、月に1度くらいは自宅の外壁をセルフチェックしてみましょう。
少しでも早く劣化や傷みを発見することが、
塗装費用の節約にもつながります。

  • ひび割れがある
    ひび割れを長く放置するとそこから水分や湿気が浸入し、外側だけでなく建物内部までダメージを与えていきます。 ひび割れがひどくなると雨漏りの原因にもなりますので、場合によっては早急な対策が必要です。
  • 塗装が剥がれている
    塗料が劣化すると、付着力がなくなって、剥がれたりめくれたりしてきます。 塗装が剥がれると、風雨や紫外線の影響を直接受けるようになり、さらに劣化が進む原因にも。 適切な塗料を使用していなかった場合にも起きる現象です。
  • 汚れが付着している
    築10年もすると、塗装の劣化により汚れが付着しやすくなります。
  • 色のあせている部分がある
    建物本体にはダメージは及んでいませんが、劣化がはじまっているサインです。 変色したり、つやがなくなったりして、外見が汚れて見えます。
  • 塗装が膨らんでいる部分がある
    塗装時に外壁に水分が残っていたり、梅雨などの湿気が多い時期に施工したりしたことが原因で起こります。 素地のサビが膨れたことによって、塗装が膨らむ場合もあります。
  • コケやカビ、藻などが発生している
    塗料が劣化すると表面がザラザラになり、その部分にコケや藻などがつきやすくなります。 付着したコケを放置しておくと、カビが付着してしまいます。 これらは、下地の腐食やサビの原因にもなります。
  • サビ・腐食しているところがある
    [サビがある] 鉄部に多くみられるサビですが、外壁に発生することもあります。 [腐食しているところがある] 外壁の剥がれやめくれ、サビなどを放置しておくと、そこから外壁が腐食してきます。 こうなってしまう前に補修するようにしましょう。
  • 手で触ると白い粉がつく
    白い粉は「チョーキング」現象といって、塗料が劣化して、防水効果がなくなりつつあることを示すサインです。 放置しておくと、塗料が外壁を保護できなくなり、さらに劣化が進む原因になります。
  • 木部・鉄部の塗装の剥がれがある
    木部や鉄部の傷みは、他の部分よりも早く進行します。 塗料が剥がれて、木や鉄が露出すると雨水や紫外線が直接接触し劣化が進みやすくなります。
  • コンクリートの爆裂がある
    外壁の一部が崩れ落ち、内部の鉄筋が見えている状態です。 コンクリートに雨水が浸入することによって酸化し、外壁内部の鉄筋がさびてしまいます。 サビが膨張することで、コンクリートが崩れ落ちてしまうのです。

当てはまる劣化症状はありましたか?
一つでも見つけたらそのままにしようとせずに、まずは一度専門家(塗装業者)、それも優良業者に

外壁診断をしてもらうのがオススメです。

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